泉南市で行った洋室のフローリングの床鳴り補修工事についてご紹介
泉南市で洋室のフローリングが床鳴りしているとのご相談です。
床鳴りとは、床の上を歩いた時に、床材がこすれて音が鳴る現象のことです。築年数の長い建物の場合は、大体が経年劣化で、釘や床下の木材がこすれて音がします。一体床鳴りはどのようにして止まるのか?詳しくご紹介したいと思います(*^^*)
床の上を歩いて、床鳴りしている所のフローリングをカットします!
この時、大引きと根太を切り落とさないように気を付けます。
フローリングをカットした後は、構造用合板を張って補強します。
構造用合板は、根太に向けてビスを打ち込んで固定します。根太とは、大引きに対して直角方向に架けて床板等を受ける下地部材のことです。床鳴りのしていない場所は、既存のフローリングの上から根太に向かってビスを増し締めしています。
増し締めする事で、今後の床鳴りを予防することができます。
床鳴りの補修と予防ができたら、上からフローリングを張っていきます。
加工が必要な箇所はフローリングを加工し、
※実はぎでつなぎながら根太に向けて釘打ちして固定します。
フローリングの実の部分(凸)部分に釘を打ち込むようにすると、釘の頭を隠すことができます。
※実はぎとは板材を接合する方法の一つで、接合させる部分の、片方が凹形の溝となっていてもう片方が凸形の突起となっています。
フローリングをリビング全体に張っていきます。
フローリングの凸の部分と凹の部分をしっかりとはめ込むように、トントンと叩きながらフローリングを繋げています。
しっかりとはめ込むことで、フローリングのズレを防ぐことができます。
洋室の出入口付近の壁が一部剥がれてきていることに、工事中気づきましたので、
H様に確認とご相談して一部壁を張替えることにしました。
剥がれていた部分の化粧板を撤去し、新しい化粧板を張りました。
化粧板は胴縁と呼ばれる下地の板で固定して張っています(‘◇’)ゞ
電気のスイッチがありましたので、その部分は加工で穴をあけています。
壁の補修前と補修後の写真です。
新旧の差はどうしても出てしまいますが、張替えたことで綺麗な壁となりました。
床の部分も床鳴りが無くなって、フローリングを増し張りしたので強度もアップしています!以上で泉南市で行った工事が完了となります★
雨漏りでお悩みの方はお気軽にご相談くださいね(*^^*)
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