ユニットバスと在来工法の風呂の違いとは?メリットやデメリットは?
しかし、お風呂にとてもこだわりたい!という方は在来工法のお風呂にすることもあります。
では、ユニットバスと在来工法のお風呂の違いは何なのか?
それぞれどういったメリット・デメリットがあるのかをご紹介したいと思います。
その部品を現場へ搬入して組み立てて設置する浴室のことです。
ユニットバスのサイズは数種類ありますが、在来工法の浴室からユニットバスへ入れ替えた場合、
サイズが合わなくデッドスペースができることもあります。
他の部屋と同じで空間を仕上げてから、そこに防水工事や排水設備を施して浴室を造ります。
壁や床は耐水性能が高いタイルなどで仕上げられることが多く、
空間の広さを自由に決めることができるので、建物によって浴槽の大きさは異なります。
では、ユニットバスと在来工法の風呂のメリットとデメリットには一体何があるのか?
詳しくご紹介したいと思います。
ユニットバスのメリット
★工期が短く費用を抑えることができる
工場で製造した部品を組み立てるので、在来工法に比べて工期が短いです。
工期が短く、在来工法程の職人技術がなくても工事ができるので人件費も抑えることができます。
★断熱性や防水性に優れている
ユニットバスは部屋の中に浴室を組むので、二重構造となります。
さらにメーカーによっては違いがありますが、気密性や保温性が高く断熱性にも優れています。
また、ユニットバスは水漏れに対してかなり工夫がされているので、
防水性にも優れており、漏水の可能性も低くなっています。
ユニットバスのデメリット
★デッドスペースができることがある。
ユニットバスは規格のサイズが数種類しかないため、
自宅の設置スペースにピッタリのサイズがなかなか見つからないこともあります。
「規格サイズが合わないけど、ユニットバスにしたい・・・!」と思われている方は、
サイズオーダーのできるメーカーのものを検討しましょう。
ただし、規格サイズのものよりは費用があがるかもしれません・・・。
★デザインが限られている
ユニットバスも浴槽や壁などの色や素材の種類は増えてきましたが、
メーカーで扱っているものの中から選ぶのでパターン化しやすいです。
素材にこだわっても、メーカーに無ければ取り入れることができません。
なので、お気に入りのデザインがあればいいのですが、自由度はどうしても低くなります。
在来工法のメリット
★デザイン性が高い
ユニットバスでは壁や床・天井がパネルとなっているのですが、
在来工法の場合タイルやヒノキなど素材にこだわった浴室を造ることができます。
また、在来工法は空間に対して壁・床・浴槽を施工するので、
さまざまな広さの浴室に適応することができるので、自由度が高いところもメリットではないかと思います。
在来工法のデメリット
★気密性や保温性が低い
在来工法の浴室はユニットバスに比べて気密性や保温性が高くありません。
なので、浴槽のお湯が冷たくなりやすく、追い炊きを何度も行うと光熱費がかかってしまいます。
また、床や壁をタイルで仕上げた場合、さらに寒さを感じるかもしれません・・・。
在来工法の浴室の寒さを軽減させるためには、壁や床に断熱材をしっかりと施工し、
窓がある場合は、窓の断熱性も強化させるといいです。
さらに浴室暖房機を設置することで暖かい空間となります。
★職人技術が必要である
在来工法の浴室では手作業で防水工事を行うので、職人の施工技術によっては水漏れすることもあります。
なので、在来工法の施工実績の多い業者に依頼することをお勧めします(‘◇’)ゞ
★費用と工期がかかる
在来工法は、ユニットバスに比べて費用や工事日数がかかってしまいます。
材料もこだわっていくと材料代や職人の手間も増えてくるので、費用がかかりやすくなります。
今回のコラムではユニットバスと在来工法の違いについてご紹介しました。
性能や技術はどんどん良くなってきています!
お客様がどのようなお風呂にしたいのか?
理想とするお風呂にする場合はどんなことに気を付けたらいいのか?
などの参考となればいいな。と思います(^^)/
お風呂の入れ替えや移設などお困りのことがあればお気軽にご相談ください♬