エネルギー効率の高いZEH住宅のメリットについてご紹介します
ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略であり、
エネルギー効率が高く、一次エネルギーを±0にする住宅のことを言います。
一般的な家で使うエネルギーを「省エネ機器」を使ってエネルギーを削減したり、
「気密性や断熱性に優れた窓」や「断熱材」などを使って、
建物全体の断熱性能を上げて室内から外部へエネルギーを逃がさないようにすることでエネルギーを削減したり、
「太陽光発電」でエネルギーを作ります。
そうすることで、使うエネルギーと作るエネルギーで±0にできます。
ZEH住宅に住むことで、二酸化炭素の削減となり、地球環境にも家庭にも優しい暮らしができます。
「省エネ機器」や「気密性や断熱性に優れた窓」「断熱材」「太陽光発電」について詳しくご紹介したいと思います。
「省エネ機器」で給湯器といえば、エコキュートやエコジョーズ、発電機能のあるエネファーム等が挙げられます。
従来の給湯器に比べて少ないエネルギーで湯を沸かすことができます。
その他にも照明器具では「LED照明」や「人感センサー付きの照明」、
冷暖房機器であれば、省エネラベルなどの性能表示を参考にして購入するといいです。
「気密性や断熱性に優れた窓」とは
「真空ガラス」や「LOW-E複層ガラス」や「樹脂サッシの窓」などを指しています。
※真空ガラスとは、2枚のガラスの間を真空にして、断熱性、遮熱性を高めたガラスです。
※LOW-E複層ガラスとは、2枚のガラスの間に乾燥空気を入れて、熱を伝わりにくくした複層ガラスの間に
特殊な金属膜をガラスの表面にコーキングしたものをLOW-E複層ガラスといいます。
断熱性が高く、省エネルギー効果が期待できます。
※樹脂サッシとは窓のフレームが樹脂(プラスチック)でできているサッシのことで、断熱性能に優れています。
「断熱材」とは熱伝導率の低いものであり、
グラスウールやロックウール、ポリスチレンフォームや現場発泡ウレタン等が代表的です。
床や壁、天井、屋根などに断熱材を入れると、建物の断熱性が高まります!
「太陽光発電」とは太陽電池モデュール(屋根に乗せるパネルのこと)で
太陽光を受けて光エネルギーを電気エネルギーへ変換します。
変換した電気エネルギーをパワーコンディショナーで交流に変換してから住宅内の分電盤を通じて電気が供給されます。
使わなかった電気は電力会社へ売ることができます。
続いて、ZEH住宅に住むことでどのようなメリットがあるのかをご紹介したいと思います。
メリット①経済メリット
建物の断熱性が高いと冬は暖かさを逃がしにくく、夏は暑さを室内に伝えにくくなります。
ということは、冷暖房の時間を減らすことができて、省エネ機器で電気・ガスの節約ができます。
さらに太陽光発電システムで作った電気を使うことができて、
電気が余ると電力会社へ売ることができるので経済効果を高めることができる。
メリット②健康メリット
ヒートショックによる心筋梗塞などの予防となります。
メリット③防災メリット
すると夜も電気を使うことができます。
さらに、エネファームやエコキュート、エコワンがあると水の確保もできるので、在宅避難生活が可能となります。
現在ZEH住宅にすることで、国から補助金が出る場合もあります!
一度ご自身でも知らべてみてZEH住宅を建ててみませんか?