貝塚市で破損したコンクリート塀を修理！ 約12万円 工期1日
お家の敷地と道路との境界に設置された塀の角にトラックをぶつけられて破損してしまいました。
この道路は道幅が狭いのですが、配送のトラックもよく通るそうです。
破損した部分をカットして撤去し、型枠を設置した後にコンクリートを流しこんで修理しました。
角が立っていると危険なので、既存の塀と同じように角を取って復旧しています。
見た目もきれいに仕上がり、S様にもお喜びいただけました。
黄色い丸印部分の塀にトラックをぶつけられて角が破損してしまいました。
この道路は道幅が狭く、コーナー部分なので車が通るとギリギリの状態です！
破損した部分の塀をカットして撤去し、同じサイズの型枠を設置してコンクリートを流し込んで修理していきます。
既存の塀と新しく設置する塀をしっかりと繋げるために差し筋アンカーというあと施工用の鉄筋（アンカー）も使用します。
撤去する部分に印を入れてグラインダーという電動工具で切り込みを入れます。
この作業をカッター切り、または縁切りと言います。
カッター切しないでいきなり塀を割って解体すると、撤去した断面がボロボロになりますし、残し部分の塀にひび割れが生じる可能性があります。
カッター切りした後、振動ドリルという工具で塀を細かく割って解体します。
この作業は電動工具の大きな音が鳴り響くので、工事前の近隣様へのあいさつ回りが必要な場合はまわらせていただきます。
修理する部分の塀を割って解体したあと、差し筋アンカーを打ち込む穴を開けました。
差し筋アンカーとはあと施工用のアンカーのことで、既存の塀と新しく設置する塀とを繋げて補強する役割があります。
塀と基礎に丸い穴を開け、差し筋アンカーを打ち込みました！
差し筋アンカーを打ち込むと、鉄筋の先端に付いているアンカーが開き、抜けなくなります。この後、ここにコンクリートを流し込むのですが、この差し筋アンカーにより既存の塀と新規の塀が繋がるので耐久性を維持して倒れにくくなります。
塀の補修する部分のサイズに合わせて造作した木の型枠を配置して万力（まんりき）という工具で挟んで固定しました。
型枠を固定した後、コンクリートを流し込んで表面をコテできれいに均しました。
コンクリートが乾くまで型枠はそのままにしておくので、通行人に危険が及ばないように角にクッション材を貼って処置しています。
コンクリートを乾燥させた後、型枠を外しました。
既存の塀と同様に角が立たないように面を落とした状態で仕上げています。
今は新旧の差がありますが月日とともに馴染んできます。
差し筋アンカーで既存の塀とも頑丈に緊結しているのでご安心ください。
塀修理工事
工期 1日間(乾燥期間含まず) 工事費 約12万円（税込）
（解体・撤去・処分費、施工費等含む）
駐車場のブロックとフェンスです。
写真では分かりにくいですが、角に車をぶつけられて斜めに傾いています！
ここは通学路ということもあり、倒れると危険なのでオーナー様が心配されていました。
コーナー部分の切りのいいところまで撤去して積み直し、新しいフェンスを設置しました！
ブロックは部分的に撤去して積み直すことが可能です。補強の配筋も入れて頑丈になるようにブロックを積み上げたのでご安心ください。
それでは岸和田市S様所有の駐車場のブロックとフェンス入替工事の様子をご覧ください。
まずはフェンスを外してブロックを割って解体していきます、
ブロックの解体は振動ドリルという工具を使用して、細かく砕いて撤去します。
基礎だけ残してブロックをすべて撤去しました！
この日は暑く、水分補給をしながら地道にブロックの解体作業を行ないました。
既存の基礎は再利用します。
基礎のブロックの中に縦筋という補強の鉄筋を入れて水糸（水平を標す糸）を張り、ブロックを積み上げます。
補強のための横筋をブロックに配置するため、ブロックをカットしました。
縦筋と横筋はブロック同士を繋げる役割があり、地震でブロックがバラバラに倒れるのを防ぐやくわりもあります。
縦筋をブロックの穴に通して順番にブロックを積み上げます。
ブロックとブロックの間には横筋を入れ、モルタルを挟んで固定します。
ブロックが水平になるように水平器で確認しながら積み上げました。
既存と同じようにブロックを3段積み、天端にモルタルを詰めて仕上げました。
フェンスの柱はブロックの穴に差し込むので、既存と同じ位置に穴を開けた状態で仕上げています。
ブロックのモルタルを乾燥させるため、日にちをあけてフェンス設置工事を行いました。
フェンスの設置はエクステリア専門の職人が作業を担います。
あらかじめ開けて置いたブロックの穴にフェンスの柱を差し込み設置していきます。
柱には水抜きの穴があり、その穴に棒を差し込むことで柱の高さを揃えることができます。
フェンスとフェンスの間に専用の金具を取付けて、フェンスを挟んでしっかりと固定しました！
既存のフェンスもこの金具で連結しています。
ブロックの穴にモルタルを流し込み、フェンスの柱を固定しました！
同じ形状のフェンスが製造されていなかったので、似た形状のフェンスで復旧しています。デザインや色がほとんど同じなので違和感なく仕上がりました。
ブロックとフェンスの交換完了です！
ブロックの新旧の差はありますが月日と共に馴染んできます。ご安心ください。
「通学路で心配していたので早く工事してくれて助かりました」
S様のお力になれ、私たちも嬉しいです！
ありがとうございました(*^▽^*)
ブロック・フェンス設置工事
工期 3日間(乾燥期間含まず) 工事費 約27万円（税込）
（解体・撤去・処分費、フェンス本体、ブロック、施工費等含む）
施工前の外壁は色褪せて傷んでいました。
家の裏側ですが、道路に面しているので以前から気になっていたそうです。
木目がプリントされた化粧鋼板を張りました。既存の漆喰（しっくい）の壁にも合っていますね！
工事中の様子です。
板金の職人が、土台水切り（外壁から伝わった雨水が土台に侵入しないように設ける金物） を設置しています。
プリント鋼板を下から順番に張っていきます。
上に張る鋼板が先に張った鋼板の上に重なるように張り、雨の浸入を防ぎます。
「外壁の板が古くなって見た目がきになる・・」
「外壁の板を張り替えたい」
などご検討されている方はおられますか？やまなか工務店は外壁のご相談も承っておりますのでお気軽にご相談くださいね。