泉南市で雨漏り工事と雨漏り被害でめくれた壁を修理しました 約65万(工期3日)
泉南市で雨漏りのご相談がありました!
やまなか工務店では雨漏り修理も行っています★
雨漏りの原因を見つけるのはとっても難しく、工事をしてもなかなか止まらない時もあります(*_*)
ですが、やまなか工務店では雨漏りが止まるまで、きちんと工事を行いますので、
何度工事をしても雨漏りがとまらなくて悩んでいる方や、
雨漏り工事と内装工事を一緒に行いたい方など・・・
やまなか工務店に任せてみてはいかがでしょうか。
泉南市在住H様より雨漏りのご相談を頂き、現地調査へ行って来ました。
雨漏りしている場所は1階の洋室で、壁から雨水が大量に侵入しているとのことです!
お話しを聞くと、横殴りの雨が降った時と大量の雨が降った時に雨漏りするようです。
普通の雨だと雨漏りしないからと、様子を見ていたら雨漏りがの被害が大きくなってしまい、
今回ご連絡を頂きました。
では一体どの部分から雨漏りしているのでしょうか・・・?怪しいと思われる箇所と工事の様子をご紹介していきたいと思います!
雨漏りしていたお部屋の上には、ベランダの手すり壁が設置されていました。
ベランダの手すり壁の天端には、躯体を雨水から守るために金属製の笠木(かさぎ)がビスで固定されていました。
しかし、経年劣化でビスが緩んできており、
笠木の固定力が低下して浮いている状態です。
笠木が浮いていたり、ビスが緩んでいると、横殴りの雨が降った時に笠木の隙間やビス頭から雨水が侵入してしまいます。その他にも
笠木の折れ曲がっている部分の長さが短かくて、しっかりと雨仕舞できていませんでした。昔は、折れ曲がっている部分の長さが短くても雨仕舞できていたのですが、
最近は雨の量が昔より増えているので、
折れ曲がっている部分の長さは約5cm以上でないと雨仕舞が出来なくなっています。
※雨仕舞(あまじまい)とは雨水が入らないように防水加工を施すことです。
笠木の部分から雨水が侵入しないように、
既存の笠木の上からガルバリウム鋼板で加工した笠木を被せて、雨水の侵入を防ぎます!
既存の笠木は撤去せずに、折れ曲がっている部分だけカットし、
その上からガルバリウム鋼板で加工した笠木にシーリングを充填して覆いかぶせました。
天端にビスを打ってしまうと、またビス頭から雨水が侵入してはいけないので、ビスを打っていません。
笠木同士の取合いは少し重ねて繋げているので、雨水が侵入しても躯体にまで流れないようになっています。
ベランダの手すり壁の横には瓦葺きの下屋がありました。
下屋と外壁の取合いには、雨水が侵入しないように壁際水切りと呼ばれる板金が取り付けられています。
壁際水切りの下にはのし瓦と呼ばれる平らの瓦が積まれており、
屋根面とのし瓦の取合いには漆喰が詰められています。
屋根面とのし瓦の取合いに詰められている漆喰が経年劣化で、痩せてきており、その部分から雨水が侵入している可能性もありました。
漆喰を詰め直すとなると、既存の漆喰を詰め直す以外に、ズレたのし瓦を積み直す必要もあり、
工事の日数が増えて工事費もかかってしまうので、大きめに加工した壁際水切りを
既存の壁際水切りの上から取り付けました。壁際水切りを上から被せることで、横殴りの雨が降っても直接漆喰に雨水が当たらないので安心です。
また、今回壁際水切りを設置するのにかかった日数は1日です(‘◇’)ゞ
ガルバリウム鋼板は
「亜鉛」「アルミ」「シリコン」を組み合わせて作られており、
サビにくいという特徴があります!
また、
軽量で加工しやすいので写真のようなカーブ状にも加工することができます。このような加工は機械では作ることができないので、現場で板金職人が加工してから取り付けています。
ガルバリウム鋼板の壁際水切りを設置した後は、
継ぎ目から雨水が入らないようにコーキングを充填してしっかりと防水しています。
今回、H様邸の雨漏りには直接関係のある場所ではないのですが、屋根に生えた雑草が原因で雨漏りすることもあります!
今後雨漏りしたら困るので・・・とのことで今回、雑草の撤去も行いました。
雑草の根っこが屋根内部にまで伸びているので、根っこが残っているとまた伸びてきたり、
根っこが雨水を吸収して雨漏りを引き起こします。
なので根っこごと撤去するために、棟瓦を一度めくって、葺き土と雑草を取り除いてから棟瓦を積み直しました。
※棟瓦とは屋根の頂点部分で、屋根面同士の接合部分に積まれた瓦の事を言います。
雨漏り工事後、雨漏りが止まっているを確認してから内装工事をしました
雨漏り工事を行った後、雨の日に雨漏りが止まっているかH様に確認をしてもらい、
雨漏りが止まっていたので、洋室の壁を張り替える工事を行いました。
雨漏りが原因でめくれた部分のみ張り替えていきます。
腐食した化粧板をめくると、壁の内部には断熱材の代わりに土が詰められていました。
しかし雨水が原因で流れてしまい、一部土が無くなっていたので、
断熱材を隙間に詰めてから化粧板を張っていきます。
既存の柄と同じ板を見つけるのはとても難しいのですが、
よく似ている化粧板を使用しましたのであまり違和感がありません(‘◇’)ゞ
雨漏りも止まって、お部屋も綺麗になってH様に喜んで頂きました★
雨漏り修理工事
工期 3日間
工事価格 約65万円(税込)
(雨漏り工事、化粧板張替え工事、諸経費含む)
泉南市在住H様邸についての記事はこちらからご覧ください