阪南市で塀を作ってカーゲートや機能ポールを設置しました 約220万円(工期 12日)
みなさま、こんにちは~(*‘∀‘)♪
やまなか工務店です!
今回は外構リフォームの施工事例をご紹介したいと思います!
外構とは簡単にいうと、住宅の外に設置するもののことです。
例を挙げると、ガレージ・カーポート・塀・門・物置・生け垣・照明などがあります(^^)
これらをリフォームすると、住まいの機能やデザイン性を高めることができます✨
また、塀や生け垣などの目隠し効果があるものを設置すると、家の中への視線を遮ることができ、犯罪抑止の効果も期待できるんです!
以上の事から、外構リフォームはおススメですよ~(^O^)/
阪南市 O様は
『自分で外構をリフォームしようとしてみたんだけど、途中で難しくなっちゃって…』とご相談を下さいました。
当店のスタッフが現場調査に伺うと、土や不用品をまとめていらっしゃる状態でした。
その状態から、塀設置や土間コンクリート打設工事などを行って、素敵な外構にリフォームしました✨
たくさんの工程がありますが、阪南市 O様邸の外構の大変身の様子を、ぜひ最後までご覧ください(^^)/
まず最初に、ご自身で外構リフォームを行われた際に出た土嚢袋や不用品を撤去していきます!
これらは全て当店で処分いたします(^^ゞ
もともとここにはブロック塀があったようで、鉄筋が少し残っていました。
このままだと邪魔になるため、これをサンダーで切り落とします!
阪南市 O様邸の地面は土からコンクリートにします!
そのため、土に生えていた草木の根っこを掘り起こして抜いておきます。
なぜ“根っこを掘り起こして抜く”の…?土から出ている草木を切っただけでは、後々その草木は育ってきてしまいます。
そうなると、下からコンクリートを押し上げてコンクリートを割ってしまいます。
また、育った部分に隙間ができてコンクリートが沈殿したりする危険性もあるため、必ず根っこから抜く必要があります。
コンクリートの上に車を停める場合、10cmほどの厚みがなければ車の重みで割れてしまう可能性があります。
今の状態の上にコンクリートを10cmほど流すと、流した分だけ地面が高くなってしまうので
土を10cmほど掘ります。
この作業のことを
掘削(くっさく)といいます。
並べて見比べると、かなり高さが変わったのがわかりますね!
これでコンクリートを10cmほど流しても、道路とO様邸の地面の高さに差は出ませんね(^O^)
掘削すると、過去にご使用されていたガス管が出てきました。
今はIHを使っていらっしゃるため、ガス管は不要なのでカットしておきます!
ここからブロック塀を作っていきます!
まずブロック塀を積む位置のコンクリートベースに、モルタルを置きます。
水平器を使いブロックが水平になっているか確認しながら、
水引きで横と高さを揃えてブロックを並べます!
水平器ってなに…?水平・垂直・45°などを測定するための工具です。
水引きってなに…?
レンガやブロックを積む外構工事や土木工事などで利用されている水平線を確認するための工具です。
1段目のブロックが並びました!
高さも横もぴったり綺麗に揃っていますね(^o^)✨
ブロックの隙間に鉄筋を縦向きに通して、周りの隙間にモルタルを詰めます。
中に鉄筋を入れることによってブロックが固定されるため、
ブロック塀が傾いてしまうのを防止する効果があります。
通した鉄筋が上に飛び出したままだと、
横を通った人がよろけたり転倒した際に刺さってしまう危険性があります。
そのため、鉄筋が隠れる高さにブロック塀を積むまでは、
黄色いキャップをつけて怪我防止のための対策をしておきます!
それでは2段目のブロックを積んでいきます!
先ほど積んだ1段目のブロックの上にモルタルをのせていきます。
それから
水平器を使って水平を保ちながら、
水引きで横と高さを揃えて2段目のブロックを積んでいきます!
2段目のブロックを並べ終えたら、横向きに鉄筋をのせておきます。
縦向きと横向きの両方向に鉄筋を通すことで、ブロック塀の強度がさらにアップします!
鉄筋を差し終えたら、隙間にモルタルを詰めて固定しておきます!
隙間なくモルタルを詰めることで、ブロック塀がグラつくことを防止します。
これで2段目が完成です!
怪我防止用の黄色いキャップを外してから、2段目と同様の手順で3段目を積みます!
3段目の上にはフェンスを取り付けるため、フェンスの支柱を差す部分以外の隙間にモルタルを詰めます。
ブロック塀にフェンスを取り付けます!
モルタルを詰めずにおいていたブロック塀の隙間に、フェンスの支柱を建てていきます。
支柱を建てたら、周りにモルタルを詰めて支柱を固定します!
モルタルの表面は丸見えになるため、綺麗に均しておきます。
O様邸のサイズに合わせて、取り付けるフェンスを加工します。
このときに使用した工具は
丸ノコです!
丸ノコってなに…?ノコギリの一種で、円盤状の超硬チップが付いた刃を回転させて材料を切断する電子工具です。
直線を綺麗に切断することができることが魅力です。
フェンスの加工が完了したので、支柱に取り付けました!
シルバーカラーのフェンスで、カッコいい仕上がりになりました(^^)✨
カーゲートの支柱を設置していきます!
まず、支柱を建てる位置の地面を斫って穴を開けます。
斫ってできた穴に支柱を建てます。
支柱が斜めに傾かないように、
水平器を使用しながら作業を行います!
支柱の周りの隙間にモルタルを詰めて、支柱を固定します!
モルタルが固まるまで支柱の上の方に水平器を付けて、支柱が傾かないように注意しておきます。
支柱やゲートに細々とした器具を取り付けます。
たくさんのパーツがありますね~(・o・)!
支柱にカーゲートを取り付けて、完成です✨
カーゲートを設置することで敷地の内外を分けることができるため、
車上荒らしや車の盗難などを防止する効果が上がります!
機能ポーチの設置を行います!
まず、機能ポーチを建てる部分を30cmほど掘削していきます!
掘削には
アメリカンスコップという挟むタイプのスコップを使用しました。
掘削してできた穴に機能ポーチを建て、周りの隙間には土を埋めます。
機能ポーチに電気を繋いで室内にモニターを設置し、きちんと繋げているか確認したら完成です!
それでは、土間コンクリート打設工事を行っていきます!
まず、コンクリートを流す部分に型枠を作ります。
阪南市 O様邸の外構には古いコンクリートが一部分だけ残っていました。
新しくコンクリートを流して固めるため、古いコンクリートを斫ります!
これから流すコンクリートがひび割れしてしまうのを防止するために
伸縮目地を設置します。
伸縮目地(しんしゅくめじ)ってなに…?コンクリートは気温によって伸縮する性質があるため、亀裂やひび割れを発生させてしまいます。
それを防止するために、一定範囲ごとに設けている目地のことです。
伸縮目地はモルタルで固定します。
コテを使ってモルタルを
左右均一の力で挟みながら整えることにより、伸縮目地をまっすぐ設置することができます!
これぞ職人技ですね~(・o・)✨
水引き糸で伸縮目地と道路の高さもきちんと合わせています!
土間コンクリート打設工事には、転圧という基礎を固める工程があります。
しかし、O様邸の基礎はコンクリートのため既に固く強いので、今回は転圧作業は行わずに基礎をそのまま利用しました!
※現場の地盤によって作業工程は異なります※
伸縮目地を設置した後に、高さを合わせるために低い部分に砂利を流しました。
砂利で全体の高さを揃えたらワイヤーメッシュを敷いていきます。
ワイヤーメッシュを敷くことで、コンクリートのひび割れを防止できます!
いよいよコンクリートを流していきます!
まずは、
砂・土・水をミキサーという機械で混ぜて、阪南市 O様邸に流すコンクリートを作ります!
作ったコンクリートを流して、
トンボで表面を均します。
トンボってなに…?生コンクリートや地盤のならしを行うときに使用するT字型の道具のことです。
コンクリートを平らに均すと雨水の流れが悪く、うまく排出することができません。
そのため、
奥を高く手前を低く勾配をつけて均すことで、水捌けを良くしておきました。
勾配をつけて表面を均した後は、コテを使って仕上げを行います。
これを
金鏝仕上げ(かなごてしあげ)といいます。
金鏝仕上げを行うと、ツルツルとした表面になります(*‘∀‘)✨
綺麗に表面が仕上がったら、コンクリートを乾燥させます!
土間コンクリート打設工事が完成です!
ツルっとした表面で、綺麗になりましたね(^o^)✨
勾配をつけたことで水捌けが良くなり、雨が降っても安心です!
木の根を抜いた際に、根が道路にも広がっていたため一部だけ道路も斫りました。
その部分を埋めるのですが
道路はアスファルト仕上げだったので、まずはモルタルを詰めます。
詰めたモルタルの上に
アスファルトを舗装します。
これで道路の補修が完成です!
アスファルトってなに…?樹脂みたいな光沢があり、黒くて複雑な炭化水素を主成分とする混合物のことです。
主に道路などに使用されています。
ブロック塀を積んだときに、古くなったモルタルの一部が割れてしまいました。
そのため割れた部分に新しいモルタルを詰めて補修しました!
工事の一番最後に、O様邸の周りの道路に水を流して清掃しておきます!
これで外構リフォームの全ての工程が終了です!
外構をリフォームしたい!雰囲気をガラッと変えたい!など、外構にお悩みがある方は、やまなか工務店にご相談ください(^^)/当店はご相談・現場調査・お見積もりは無料です!
外構リフォーム工事
工期 12日間
工事価格 約220万円(税込)
(土嚢袋・残土・ガラ撤去処分費、土間工事費含む)