岸和田市の雨漏りしていた玄関庇の修理で屋根を張り替え 約12万円 工期4日間 1/21
岸和田市で行った玄関庇修理の様子を施工事例でご紹介します。
玄関庇とは玄関先に設置された屋根のことです。
S様邸は玄関庇の天井板に雨水が廻って剥がれてきている状態でした!
雨水の影響を少なくするために庇の屋根を撤去してルーフィング(防水シート)を敷き、板金を葺き直して幕板も板金で包みました!
それでは玄関庇修理の完成写真とビフォーアフターをご覧ください(^-^)/
岸和田市S様邸の玄関庇修理の完成写真とビフォーアフター
S様邸はこの工事で屋根の葺き替えと外壁塗装を行いました。その時の現地調査で玄関庇のご相談もいただき、修理することになりました。既存の玄関庇は屋根から雨水が入って天井板が剥がれてきていました。
また、屋根の周りに取り付けられている木の幕板(横に長い板のこと)一部腐食していました。屋根や外壁がきれいになった時に玄関庇だけが古いままだとそこだけ悪目立ちしてしまうので、修理することになりました。
S様邸の玄関庇は屋根にカラー鋼板(表面を塗装した鋼板・金属の板のこと)を張っていましたが、経年で劣化して雨漏りしていました。雨漏りを防ぐために屋根の鋼板を撤去して錆に強いガルバリウム鋼板に交換します。既存のカラー鋼板をめくると、屋根の構造部分も傷んでいたので垂木(たるき・屋根を支える角材)を抱かせて補強しました。
傷んだ幕板も交換しました!幕板はすべて交換するのではなく、腐食している部分だけを交換し再利用できる部分は残しました。
次に野地板(のじいた)とルーフィングを敷きました。野地板とは屋根の下地板のことで、今回は強度のある構造用合板を使用しました。ルーフィングとは屋根の下葺き材で、防水シートのことです。
ガルバリウム鋼板で幕板(木部)を包みました。木部がむき出しの状態だと雨水が染み込んで腐食してしまいます。
塗装をすれば保護されますが、定期的な塗り替えが必要なので、錆に強いガルバリウム鋼板で包んで仕上げました。
軒先水切りとケラバ水切りを取付けた後、上にルーフィングを重ね敷きしました。水切りとは雨水が内部に浸入するのを防ぎ適切に排出させるための金物のことです。軒先(屋根の先端)とケラバ(屋根の流れの端部分)に水切りを取付てからもう一度ルーフィングを敷くことでより防水性が高くなります。
雨水の影響で剥がれてきていた天井板をケイカル板に張替えました!ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)は、主に内装で使用される不燃性の板のことです。
湿気に強いので直接水があたらない水回りの床や壁、軒天(のきてん)などの半外部でも使用できます。ケイカル板は白くてきれいな板ですが、雨水や汚れから守るために塗装して仕上げます。
玄関庇修理工事
工期 4日間
工事費 約12万円(税込)
(解体・撤去、屋根張り替え、修理、塗装など含む)