和泉市 屋根の漆喰塗り替え工事 約15万円(工期1日)
和泉市F様邸より、「通り掛かりの業者に屋根の漆喰が剥がれている」と言われて気になるので、当社にご相談をいただきました。
現場調査に行かせていただき、見積書を提出し、屋根の漆喰の詰替のご依頼をいただきました。
それでは、屋根の漆喰の詰替の施工事例をご紹介します。
こちらが、和泉市F様邸の屋根の漆喰の詰替え作業完了の様子です。
今回は、漆喰より防水性の高い、シルガードを詰めました。
シルガードは、白色と黒色があり、性能面では、白色も黒色もほぼ同じで色の違いのみです。
白の方が、黒色に比べてお値段が高くなります。
外から見える所は、白色を使います。
外から見えない所は、黒色を使います。
外から見える所に白色を使う方が屋根が綺麗に見えます。
赤い丸で囲っている部分がF様邸の屋根の漆喰です。
新しい漆喰を詰める為に既存の漆喰を剥がしていきます。
新しい漆喰に詰め替える時に古い漆喰が残っていると、詰替えた新しい漆喰がきちんとくっつかなかったり、漆喰が剥がれやすく劣化の原因にもなってしまいます。
漆喰がきちんと詰まっていないと瓦がずれたりして、雨漏りの原因にもなります。
劣化している漆喰は乾燥し、ポロポロと剥がれます。
F様邸は今回、漆喰を詰め直すのではなくて、漆喰よりも防水性と強度の高いシルガードを詰めていきます。
シルガードには、シリコンなどが含まれています。
シルガードは、1度薄くぬって、乾かしてと言う作業を何度も繰り返して重ね塗りをしていきます。
鬼瓦が付いていなくて漆喰が詰められていた所をシルガードに詰め直します。
漆喰の詰められていた所にシルガードを詰めないと漆喰が剥がれて雨漏りの原因になります。
葺き土が乾いていると漆喰がくっつきにくいので、霧吹きの水で葺き土を湿らせてからシルガードを詰めていきます。
特に雨の影響を受けやすい部分は、何度も繰り返して重ね塗りをします。
これで鬼瓦の漆喰の詰替えは完了になります。
巴瓦(ともえがわら)にも同じようにシルガードを詰めていきます。
巴瓦にシルガードを詰めて完成です。
お客様より、通りすがりの業者に屋根の漆喰が剥がれていると言われとても不安になりました。
屋根の漆喰の詰替えを行っていただいて雨漏りの心配が無くなったとのお喜びの声をいただきました。