和泉市にて台風の被害で屋根の板金剥がれ雨漏り修繕施工事例 工期6日(工費 約70万円)
こんにちは。
やまなか工務店です(^^)/
近年、台風や豪雨の被害が増えていますが、皆様のお家
の屋根は大丈夫でしょうか?
屋根の一部が浮いていたり、雨
が吹き込んでいるようなことはありませんか?
雨漏りについてお困りの方は、やまなか工務店へご相談ください。
和泉市S様邸のビフォーアフター
今回は、和泉市のS様より「先日の台風

の後、増築部分の屋根の上に何か乗っているようで、屋根

が傷ついているのか雨漏りしている。」とのご相談があり、調査したところ、台風

の影響で
屋根の板金が剥がれ、内部まで雨水が浸入している状態でした。
このままでは雨漏り

が進行し、家の構造部分がさらに傷んでしまう恐れがあるため、適切な修繕工事

を行いました。
S様邸の増築部分(鉄骨造)の屋根を確認すると、台風の影響で屋根板金が剥がれていました。
以前一部のスレート屋根が剥がれてしまった際に、応急処置で屋根板金を挟まれたそうです。
スレート屋根とは、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に成形した屋根材を使った屋根のことです。
また屋根の隙間から侵入した雨水が原因で、その下の軒天(のきてん:屋根の裏側の部分)や破風板(はふいた:屋根の端にある板)にも雨水が入り込み、内部の木材が腐食していました。
放置すると屋根全体の強度が落ち、豪雨や台風のたびに被害が大きくなる可能性がありました。
まず、被害のあった屋根板金やスレート屋根を一旦すべて撤去しました。
今回は、費用面も考え再利用できるスレートは再利用しながら、防水性能を強化する工事を行いました。
スレート屋根を撤去したら、防水シートをしっかりと貼り直します。
今回はモラサン改質アスファルトルーフィングという種類の防水シートを使用します。
高い防水性があり、アスファルトを特殊加工(改質)することで、従来のルーフィングよりも防水性が向上しています。
雨水が浸透しにくく、屋根の二次防水層としてしっかり機能するというメリットがあります。
適切に施工することで、屋根材の下に水が入り込んでも建物内部への雨漏りを防ぐことができます。
次に、ケラバ(屋根の端)を覆う板金も劣化していましたので、新しいものに交換しました。
屋根の隙間やら雨水が入り込んでいたことが原因で、ケラバ(屋根の端)の木材
が割れてしまっていました。
今回の工事では、しっかりと固定し、強風
に耐えられる施工を行いました。
スレート屋根
を葺き直す
再利用できるスレートを丁寧に並べ、足らない分は新しいスレートを追加し、屋根
を葺き直しました。
スレート屋根は軽量で施工しやすいですが、固定が不十分だと強風時
にめくれるリスクがあります。
そのため、しっかりと固定し、隙間ができないよう慎重に施工しました。
スレートには、あらかじめ釘穴が開いているため、この穴を活用して正しく固定していきます。
また、サイズ調整が必要な場合は、スレートカッターを使用して適切な形に加工し、綺麗に仕上げました。
劣化の少ないスレートを再利用することで、コストを抑えつつ耐久性の高い仕上がりになりました。
雨水が入り込んで傷んでいた軒天と破風板も、新しい木材を補填して修繕しました。
軒天に隙間があり、そこから雨水
が入り込んでいたため、内部の木材まで腐食していました。
まず、腐食した部分を撤去し、新たに造作して補填。
その後、破風板と軒天も新たに造作し、しっかりと取り付けました。
造作時の注意点として、サイズをきっちり測り、隙間なくぴったりと合うように加工することが重要です。
寸法がずれると、取り付けた後に隙間ができてしまい、再び雨水が侵入する原因になります。
また、木材の防腐処理をしっかり施し、今後の劣化を防ぐための仕上げを行いました。
S様邸の屋根は、台風
の影響で板金が剥がれ、雨漏り
が発生していましたが、
今回の工事で、スレート屋根の葺き直し、防水シートの貼り直し、ケラバ板金の交換、軒天・破風板の修繕を行い、安全で快適に過ごせるようになりました。
見た目もとっても綺麗になりましたね。
屋根
のトラブルは、放置すると建物の寿命を縮める原因になります。
「うちの屋根、大丈夫かな?」と少しでも気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
雨漏り修繕工事(屋根の葺き直し・軒天・破風板)
工期 6日間
工事価格 約70万円(税込み)
(透湿防水シート・諸経費・資材運搬費含む)