和泉市鉄筋3階建てで雨漏り修繕シーリングで外壁ひび割れ補修 工費 約30万円(工期10日)
こんにちは!
やまなか工務店です(^^)/
今回は、和泉市のH様邸で行った雨漏り修繕の施工事例をご紹介します。
H様邸では、3階の出窓と2階の天窓から雨漏りが発生していました。
天窓部分に関しては、特に西からの雨の際にひどくなるとのことで、早急な対策が必要でした。
また、3階出窓の修繕に足場を設置するなら、2階出窓も気になるので
メンテナンスも同時にしてほしいとのご希望でした。
過去に外壁塗装や防水工事をされたことがあるとのことで、今回は全面ではなく雨漏りの原因箇所の修繕に重点を置いた施工をご希望されていました。
それでは、工事の様子をビフォーアフターの写真とともにご紹介します!
和泉市のH様邸では、
外壁や屋根部分にひび割れや劣化が見られ、それが雨漏りの原因となっていました。
現在雨漏りしているところはもちろんですが、
今後雨漏りの可能性がありそうな部分も一緒に補修させていただきました。
築30年以上経つそうで長年の風雨にさらされ、窓枠や外壁に劣化が見られました。
3階出窓も、2階天窓も開口面に雨漏りが見られました。
窓の開口部分は雨水が侵入しやすく、放置すると内部の木部が腐食する危険があります。
今回の工事では、外壁補修と防水処理を施し、雨水の侵入を防いでいきます。
2階天窓の雨漏りの原因は、天窓の上の壁にあったエアコン配線カバーのビス穴からの水の侵入でした。
今回お客様とのご相談の際、配線カバーは不要とのことで、カバーを撤去しテープ仕上げにさせていただきました。
ビス穴をシーリング材でしっかり埋め、雨水が入り込まないように処理しました。
見落としがちな小さな隙間も、雨漏りの原因になるため注意が必要です。
シーリング材とは、隙間やひび割れを埋めるための防水材のこと。
また、配線カバーの根元と外壁の間にも隙間がありましたので補修しました。
少しでも隙間があると、そこから水が入り込み、内部で壁材を劣化させてしまいます。
シーリング材を充填し、雨水の侵入を防ぎました。
3階出窓の雨漏りの原因は、出窓上部の壁からの雨水侵入が原因でした。
この部分の外壁にひび割れや削れている部分があり、そこから雨が染み込んでいました。
外壁の劣化は、放置すると内部の構造にも影響を及ぼすため、早めの補修が重要です。
また今回はH様のご希望で、2階天窓付近の壁も一緒に補修させていただきました。
モルタルが浮いていた部分を削り取り、エポキシ樹脂プライマーを塗布しました。
この処理により、外壁の強度を高め、防水効果を持続させることができます。
エポキシ樹脂プライマーとは補修箇所の密着性を高める下地材です。
これを塗ることで、モルタルや防水材がしっかり定着し、耐久性が向上します。
外壁の目地部分にもシーリング材を充填しました。
劣化した目地を放置すると、そこから雨水が侵入しやすくなるため、定期的なメンテナンスを検討してみてくださいね!
屋根付近の外壁の削れた部分もしっかり補修しました。
高所作業になるため、足場を組んで施工を行いました。
また洋室の天井にも雨染みが広がっている部分がありました。
すでに内部へ水が浸透していることが分かります。
天井の雨漏りは、建材の劣化やカビの発生につながることもあるため、少しでもおかしいなと思ったら
ご相談くださいね。
先ほどの洋室天井の雨漏り原因は、上階のベランダ窓の水切りが劣化し、穴が開いたことによるものでした。
そこから雨水が浸入し、下の階の天井に雨漏りを引き起こしていました。
水切りとは、窓や屋根などに設置される、雨水をスムーズに排水するための部材。
劣化すると雨水が内部に侵入しやすくなってしまいます。
屋根部分にも劣化して雨水が侵入しそうなところがありましたので、コーキングしました。
これで防水効果が高まり安心ですね。
雨樋にゴミが詰まって、雨水の流れが悪くなっていましたので、
一緒に樋の掃除も行い、スムーズに水が流れるようにしました
雨樋は屋根の雨水を集めて排水するための設備で、詰まりを放置すると、樋から水が溢れて外壁や基礎部分を傷める原因になってしまいます。
今回の修繕工事により、H様邸の雨漏りをしっかりと防ぐことができました。
H様からは「雨漏りの箇所だけでなく周辺の不具合(雨樋、クーラー室外機のホースメンテナンス等)の箇所や、
将来雨漏りの原因になりそうな所までコーティングしてもらい、感謝感激です。」と嬉しいお言葉をいただきました。
雨漏りは放置すると建物の寿命を縮めてしまうため、「あれ?」と思ったら早めの点検がおすすめです。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください!
雨漏り修繕工事
工期 10日間
工事価格 約30万円(税込み)
(諸経費、運搬費、足場台等含む)