忠岡町で大棟のシーリングをカットしてシルガードを詰めました 工費 約77万円(工期 5日)
みなさま、こんにちは!
やまなか工務店です(^o^)丿
今回ご紹介する施工事例は忠岡町 K様邸にて行った屋根工事です。
K様邸は屋根に充填されていたシーリングが原因で雨漏りが発生していました。
大棟や桟瓦に充填されたシーリングをカットして、漆喰が詰められていた部分に防水性のあるシルガードを詰め直したので、その様子をご覧ください。
こちらが忠岡町 K様邸のビフォーアフターです。
コッテリと充填されていたシーリングをカットして、雨水の逃げ道をつくりました。
これで瓦内に雨水が侵入しても排出することができ、雨漏りの心配はいりません(^^)
それでは工事の様子をご紹介いたします!
まず最初に、
大棟の瓦を解体します。
瓦を解体してみると、中に詰められていた土が湿っていることがわかりました。
瓦内に雨水が侵入し、その水分を土が吸収していたのだと考えられます。
この状態が長く続くと、雨漏りに発展します。
次は、カッターで熨斗瓦や、熨斗瓦と桟瓦の継ぎ目の
シーリングをカットしていきます!
カットしたシーリングの内側から湿った土と漆喰が出てきたので、ここも
雨水を吸収していたと考えられます。
土や漆喰は雨水を吸収してしまうため、シーリングで逃げ道を塞ぐと吸収した雨水を排出することができず、雨漏りが発生します。
忠岡町 K様邸では以前
ラバーロック工法で屋根工事を行われたそうです。
その際に
充填されたシーリングの部分が間違っていたため、カットしていきます。
ここから、解体した棟瓦の積み直し作業に入ります。
水引きをして瓦の高さを合わせる準備をしてから、
シルガードをのせます。
シルガードは漆喰に防水材やシリコンを混ぜてつくられたもので、
耐久性が高く防水性も兼ね備えています。
そのため、近年では漆喰を使用するのではなく、シルガードを使用することが主流となっています。
水平に並ぶように水引きに沿ってさきほどのせたシルガードの上に、熨斗瓦をのせていきます。
K様邸はもともと熨斗瓦を5段積んでいましたが、シーリングがたっぷり付着して再利用不可能な瓦があったため、4段積みに変更しました。
1段減りましたが、
防水性が無い漆喰を詰めていた部分に防水性のあるシルガードを詰め直したので、雨漏り対策も万全で問題ありません
![✨](https://s.w.org/images/core/emoji/15.0.3/svg/2728.svg)
また、瓦1段分の重量が軽くなり、
地震などの揺れに対する耐久性が上がりました!
熨斗瓦を4段積み終えたら、その上にシルガードをのせて冠瓦をのせていきます!
冠瓦は一番上に設置するため強風で飛んでしまう可能性があるので、ステンレス線で固定しました。
鬼瓦の裏側には穴があるため、そこから雨水が侵入して雨漏りが発生してしまう可能性があります。
そこで、その穴に
シルガードを詰めて継ぎ目に
シーリングを充填し、雨漏り対策をしておきました(^^)
忠岡町 K様邸の大棟が完成しました
![✨](https://s.w.org/images/core/emoji/15.0.3/svg/2728.svg)
誤った方法でシーリングがコッテリと充填されていた屋根を修繕したので、雨漏りの心配はいりません!
これで雨の日でも安心してお家でお過ごしいただけます(^^)
雨漏りでお困りの方は、やまなか工務店にご相談ください!屋根工事
工期 5日間
工事価格 約77万円(税込)
(資材運搬費、 発生廃材搬出処分費含む)