泉大津市で檜材を加工して雨戸の戸袋を設置!約21万円(工期3日間)12/9
泉大津市で雨戸の戸袋設置工事を行いました。
T様邸は別棟にトイレがあり、外部から出入りする形状でした。
縁側から直接トイレに行き来できるようにトイレの壁に設置されていた雨戸の戸袋を撤去して別の場所に設置することになりました。
この施工事例では雨戸の戸袋設置に関する内容をご紹介させていただきます。
泉大津市T様邸の雨戸の戸袋設置工事のビフォーアフター
T様邸の縁側の雨戸は木製で、雨戸を収納する戸袋がトイレの壁の中に配置されていました。この工事で縁側から直接トイレに行き来できるように、戸袋を撤去して新たに設置することになりました。
大工が檜材を加工して戸袋を造作・設置しました!檜の木目が美しい、見てて飽きない戸袋になりました。戸袋を設置したので、縁側からトイレに出入りできるようになりました。
T様は現在離れにお住いされていましたが、今後、母屋でも生活することになり、トイレリフォームのご相談をいただきました。母屋のトイレは別棟に設置されていて、母屋の縁側から外部に出ないと出入りすることができない形状でした。この工事で縁側から直接トイレに出入りできるように、戸袋を撤去して別の場所に設置します。
縁側にはドアがあり、そのドアの内側が雨戸の戸袋になっています。雨戸をこのスペースに引き込んで収納するため、トイレへの動線が絶たれている状態です。戸袋を撤去することでトイレに続く開口ができるので、そこから行き来することができるようになります。
戸袋がないと雨戸を収納できないので、場所を変えて設置します。黄色い線部分に戸袋を設置するのですが、そうなると縁側からの採光が少なくなります。そのことを事前にT様にお伝えし、「それでも構いません」とのことでしたので、工事を進めさせていただきました。
戸袋で使用するのは檜材です。大工が事前に現地を確認し、戸袋で使用する檜材を加工して準備を整えました。工事当日、加工した材を運び入れて現場で組み立てて設置する方法を取りました。
組み立てた戸袋を設置する箇所にあて、見えない部分でしっかりとビス留めしました!この戸袋は、表面に張る鏡板以外は釘やビスを使わずに組み立てて造作しています。
戸袋を設置した後、雨戸がきちんと収納されるか確認しました。雨戸を閉めていた部分が戸袋になったので、その分雨戸が1枚少なくなり、1枚サイズ合わせで加工しています。雨戸がすべて収まることが確認できたので、仕上げの鏡板を張っていきます。
戸袋の表面に仕上げの鏡板を張りました!鏡板は釘で固定しますが、見えても大丈夫な丸い頭の小さな釘を使用しています。真鍮製の釘なので、月日とともに色が変化し、落ち着いてきます。
戸袋設置完了です!「檜の木目がすごくきれいで気にいっています。塗装したらもったいないので、そのままの木の風合いを愉しみたいと思います」工事後、T様より嬉しいお言葉をいただきました。T様にお喜びいただけて私たちも嬉しいです(*^-^*)
戸袋を設置したことで、勝手口が使いにくくなる可能性があったので、開き戸の開き勝手を変えるご提案をさせていただきました。戸袋を設置する箇所に開き戸の取っ手があるため、開け閉めしにくくなります。今までは向かって右側を開いていましたが、吊元を変更して左側を押して開く形状に変えます。
開き戸の吊元を反対側に変更し、建具も取っ手が逆になるように上下の向きを変えて取付けました。開き勝手が変わると戸当たりが必要になるので、設置し、施錠の金具は再利用して移設しました。開き戸がきちんと閉まるように削って調整しています。
戸袋設置工事
工期 約3日間
トイレ工事費 約21万円(税込)
(戸袋加工・造作、施工費、開き戸吊元変更及び塗装費用など含む)