阪南市のベランダをウレタン樹脂塗膜防水で防水! 約22.5万円 工期4日間
阪南市K様邸のベランダ防水の施工事例です。
築33年目を迎えて「そろそろベランダを防水しないと!」と、やまなか工務店にご相談をいただきました。
ご提案したのはウレタン樹脂塗膜防水です。文字通り、ウレタン樹脂という液体状の防水材を塗装して、その塗膜で防水する工法です。
ウレタン樹脂塗膜防水ってどんな防水?
K様邸の事例を参考に詳しくお伝えしますので、是非参考にしてくださいね(*^-^*)
それでは、阪南市K様邸のウレタン樹脂塗膜防水工事の様子をビフォーアフターからご覧になってください。
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H様邸のベランダは、防水層の上に保護モルタルを敷いた形状でした。
モルタルの床なので防水されているように見えませんが、目に見えない部分に防水層が控えています。築33年が過ぎて防水層が傷んでいる可能性があったので、防水をし直すご提案となりました。 |
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防水後のベランダです。
ウレタン樹脂塗膜防水を施し、ベランダ全体を新しい防水層で保護しました!
既存のモルタルの床の上に新しい防水層がある形状です。表面をトップコートで保護していますので防水層は見えませんが、しっかりと防水されています。
ウレタン樹脂塗膜防水ってどんな作業をしているの?
ビフォーアフターの様子だけではどんな作業をしたのか分からないので、ベランダ防水をご検討されている方のために、ウレタン樹脂塗膜防水の様子を順番にご紹介させていただきますね!
防水前のベランダです。
ベランダを防水する時には、洗濯物を干すことができません。また、ベランダに置いている物も別の場所に移動していただかないといけません。
※ご自身で動かせないものがある場合はこちらで対応させてただきます。
ベランダに設置されているエアコンの室外機は専用の部材で持ち上げて作業します。
防水前に行う「ケレン・清掃作業」です。
ケレンとは主に塗装する前に鉄部の錆を落とすという意味合いですが、「下地処理」「素地調整」と同じことを表しています。
簡単にお伝えすると、下地をきれいに整える・処理することです。
防水面に汚れが付着していたり、剥がれかかった古い塗膜が残っているままだと、新規の防水層の密着の妨げになり、剥がれなどの後の不具合の原因になります!
防水層を素地にしっかりと密着させるためにはケレン・清掃の工程が欠かせないのです。
ケレン・清掃した後、カチオンフィラーで新しい下地を形成していきます。
カチオンフィラーは、薄い厚みで丈夫な下地を施工することができる優秀な下地調整材です。
乾燥する過程で起こるひび割れがなく、健全な下地が設置できます!また、ウレタン防水材とも相性がいいので、防水層をよりしっかりと密着させてくれます。
ベランダの立ち上がり壁から床面にかけてカチオンフィラーで下地を形成し、乾燥させてから表面を削って平滑に整えました。
この作業で使用したのはスクレーパーという大きなヘラのような道具です。
スクレーパーはケレン作業でも用いられ、防水や塗装工事で活躍しています。
続いて、立ち上がり壁と床面との取り合いなどの、継ぎ目部分をシーリングで防水しました。
取り合い部分は劣化しやすく、雨漏りしやすいので、防水を施す前にシーリングで二次防水しました。
ベランダの床面の目地にもシーリングを充填して防水しました。
床に設けられた目地はモルタルが乾燥する際にひび割れるのを防いだり、建物が揺れた時にひび割れを集める役割があります。割れることを想定して設けられていますが、雨水が入ることがありますので、先にシーリングで防水しました。
立ち上がり壁との取り合いや床の目地をシーリングで防水し、ウレタン樹脂塗膜防水を施す準備が整いました!
しかしいきなりウレタン樹脂(ウレタン防水材)を施工するわけではありません。
ウレタン樹脂をしっかりと密着させるためにプライマーを塗布しました。
プライマーは接着効果がある塗料です!
立ち上がり壁から床面にかけてプライマーを塗布した後、ウレタン樹脂を塗布していきます。
ウレタン樹脂塗膜防水は、液体状のウレタン樹脂を防水面に塗装して防水層を形成する工事です。
ウレタン樹脂は粘性がある液体状の防水材ですが、時間とともに硬化して最後には弾力があるゴム状に変化します。施工する時は液体状なので、立ち上がり壁から床面へと継ぎ目をつくることなく防水層を施工することが可能です!
ウレタン樹脂の防水性、耐久性などの性能を発揮させるには、塗膜に2mm~3㎜の厚みが必要です。
一度塗布しただけでは塗膜の厚みを保てないので、乾燥させてからもう一度塗布して厚みを付けていきます。
乾燥してから重ね塗りすることで、塗膜の層ができて厚膜に仕上げることができます!
ウレタン樹脂を2回塗り重ねて防水層の形成が完了しました!
完成してから見ると、ウレタン樹脂を2回塗り重ねているか分かりません。お客様に作業状況をお伝えするために、カメラで撮影していますので安心してお任せくださいね。
ウレタン樹脂は、液体状なので段差がある部分や複雑な場所にも対応できます!
継ぎ目のない防水層がつくれるというメリットがありますが、塗膜を均一に付けないといけないので職人の技術が必要です。
やまなか工務店は、防水工事専門の職人が責任をもって作業しますので、品質のいい仕上がりになります。
ウレタン樹脂は紫外線にあたると劣化が始まりますので、表面にトップコートを塗って保護しないといけません。
トップコートを塗ると、防水層であるウレタン樹脂が紫外線に直接あたるのを防ぐことができるので、劣化を遅らせることに繋がります。
トップコートを塗布してベランダのウレタン樹脂塗膜防水完了です!!
トップコートの下には新規の防水層が控えていますので、ベランダからの雨漏りの心配がなくなりました。
今後は5年に一度の間隔でトップコートを塗り替えてあげると防水層が保護されて長持ちします。トップコートが剥がれたり薄くなってくると防水層が紫外線に晒されて劣化してしまいますので、定期的なメンテナンスを心がけてくださいね(*^-^*)
ベランダの立ち上がり壁の天端に笠木を取付けました!
K様邸のベランダの立ち上がり壁の天端には笠木が無かったので、そこから雨水が入る可能性がありました。
※笠木とは・・手すり壁や立ち上がり壁などの天端の仕上げのこと
防水性を向上させるために、ガルバリウム鋼板製の笠木を取付けさせていただきました。
ガルバリウム鋼板とは錆に強い板金のことです。
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K様邸のベランダの立ち上がり壁の天端には笠木が無かったので、防水性を向上させるためにガルバリウム鋼板の笠木を取付けるご提案をさせていただきました。 |
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ベランダの手すり壁の天端の仕上と同じように、白いガルバリウム鋼板を被せて接着材で固定しました。
これで、立ち上がり壁の上に雨水が溜まっても内部に入る心配がありません。
ベランダ防水工事(ウレタン樹脂塗膜防水)
工期 4日間 工事費 約22.5万円(税込)
(ウレタン樹脂塗膜防水、笠木取付費用含む)
阪南市K様邸は廊下の床の張り替えやベランダ防水も行いました。
現場ブログは下記のリンクよりご覧下さいね!
現地調査はこちら(阪南市の和室の聚楽壁にカビが発生!現地調査にお伺いしました
K様邸のその他の工事をまとめた施工事例はこちら
➡ 阪南市の和室・廊下の内装とベランダ防水の施工事例
ベランダ防水をご検討されている方へ
「建ててからベランダの防水を1度もしていない」
「ベランダのひび割れが目立ってきた」
「ベランダの防水を考えている」
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