和泉市の屋根と外壁塗装の施工事例です。築42年が経ち、初めての塗装工事です。
屋根はスレート葺き、外壁はハウスメーカーの外装板を張った仕上げで、経年で塗膜が傷んで塗り替え時期を過ぎていました。
和泉市の屋根と外壁塗装の施工事例です。築42年が経ち、初めての塗装工事です。
屋根はスレート葺き、外壁はハウスメーカーの外装板を張った仕上げで、経年で塗膜が傷んで塗り替え時期を過ぎていました。
屋根は日本ペイントのサーモアイSi、外壁はダイフレックスのアーバントーンで塗装しました。
既存の外壁は一色でしたが、この工事で真ん中の帯で上下に色分けしています。
色分けしましたが、同系色でまとめていますので、シンプルでおしゃれな外観になりました。
それでは和泉市Y様邸の塗装工事のビフォーアフターをご覧ください。
和泉市の屋根塗装のビフォーアフター
高圧洗浄で屋根の汚れや苔などを洗い落とし、屋根用の遮熱塗料で塗装しました。
屋根で使用したのは日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイSi」です。
色はクールダークチョコレート!
色褪せが進んで汚れが苔が付着し、古くなっていた屋根が塗装により美しくなりました。
サーモアイSiは、遮熱効果がある塗料です。太陽の光を反射して夏場の暑さを軽減することができます。また、紫外線にも強いので色褪せが少なく、耐久性にも優れています。
塗装してもスレート自体の劣化は元には戻らないので、早め早めの塗装でメンテナンスして長持ちさせましょう。
外壁塗装のビフォーアフター
塗装前の外壁です。
ハウスメーカーの外装板を張っていましたが、月日とともに汚れが目立ってきていました。
周囲の住宅が次々と塗り替えを行いきれいになっていく様子を見て、Y様も塗装をご検討されたそうです。
ダイフレックスのアーバントーンで色分けして塗装しました!
帯(外壁の真ん中にある見切り材)の上の外壁はアーバントーンのTU-38で下はTU-27番で塗装しています。
遠目で見ると平坦な外壁に見えますが、アーバントーンは細かい石目調の模様に仕上がる塗料です。高耐候塗料ですので、チョーキング(塗膜が粉状になって剥がれてくる現象)を起こしにくく、きれいな状態が長く続きます。
二色で色分けすることで、今風のおしゃれな外観に仕上がりました!
屋根・外壁の高圧洗浄の様子
屋根や外壁塗装では職人が作業する足掛かりになる足場が必要になることがほとんどです。
Y様邸もお家を囲むように足場を設置てから塗装工事を始めました。
まずは高圧洗浄の工程です。
高圧洗浄は高圧洗浄機を使用して屋根や外壁の汚れ・旧塗膜・苔などを落とす作業のことです。
Y様邸は建ててから約42年が経過して一度も塗装されていなかったので、たくさんの汚れが付着していました!写真を見ると泥状になった汚れが流れていることが分かります。
高圧洗浄後、乾燥させると屋根が真っ白になりました!
スレートは防水性が少ないので、もともと表面を塗装されていますが、その塗膜の密着力が低下していたので、高圧洗浄でほとんど剥がれました。
塗装面に密着性が低下した塗膜が残っていると、上に塗装した塗膜が下の古い塗膜と一緒に剥がれる可能性があるので、高圧洗浄でできるだけきれいに洗浄しないといけません。
屋根に続いて外壁も洗浄しました。
外壁も屋根と同じ理由で、これから塗る塗料をしっかりと密着させるための洗浄です。
高圧洗浄にも費用がかかりますが、この工程を省くと、せっかく塗った塗料が早い段階で剥がれるなど長持ちしないので必ず行う工程です。
屋根塗装の様子
高圧洗浄後、水分を乾燥させてから屋根塗装を行いました。
写真は下塗りをしている様子です。
この工事では日本ペイントのサーモアイSiで塗装するので、下塗り塗料も専用のサーモアイシーラーで塗装しています。
下塗りは弱くなった塗装面を固めて、上塗り塗料をしっかりと密着させるための工程です。
下塗り後、スレートの隙間に「タスペーサー」という縁切り部材を挿入しました。
スレート屋根にはもともと隙間があり、継ぎ目を通った雨水がその隙間を通って抜けるようになっているのですが、上から塗装すると隙間が塗料で埋まってしまいます。そうすると、スレートの内側に雨水が溜まって雨漏りの原因になることがあるため、隙間を確保しないといけません。
昔は塗装後にカッターで塗膜を切っていましたが見た目が悪くなりますし、作業にも時間がかかります。そこで販売されるようになったのが「タスペーサー」です。
上塗りの前にタスペーサーを一定間隔で挿入しておくと、塗装しても隙間が埋まることがありません!
塗装後に起こる可能性がある雨漏りを、タスペーサーを使って未然に防ぎました。
Y様邸のスレートは塗り替え時期が過ぎていて、スレート自体の劣化が進んでいました。
スレートが劣化すると、反りやひび割れが発生します。大きなひび割れは塗装では修復できないので、事前にシーリングで「補修しました。
外壁塗装の様子
下塗り後、中塗りしました。
Y様邸はこの工事で外壁を色分けして塗装するので、中塗りの段階で色分けしていきます。
アーバントーンは中塗りの色が仕上がりのベースの色になるので、塗りムラがでた部分はもう一度塗装しています。
上塗りは吹き付けで行いました。
アーバントーンは上塗り塗料の中に色の付いた細かいチップが混ぜられていて、そのチップを均等に塗装するために吹き付けで塗装しています。(ローラーで塗装できるタイプもあります)
吹き付け塗装では、近隣の住宅に塗料が飛散しないようにシートを二重張りするなど細心の注意を払って作業しています。
上塗り後、乾燥させると細かい粒模様が浮かび上がりました。
アーバントーンで塗装すると、平坦な外壁が石目模様の高級感のある外壁に変身します!
お好みの色で、色目の雰囲気もい選びいただけます。「アーバントーンで塗装したい!」という方は、大きな色見本をご用意していますので、お気軽にご相談くださいね!
色分け塗装した外壁です。
工事中、「色分け塗装できれいになりましたね!」とY様にお話しすると、「足場があるのでどんな雰囲気かまだよく分からないんです。足場が取れるのが楽しみです」と完成を心待ちにされていました。
足場があると家の中が暗くなりますし、気分も滅入ってしまうかもしれません。ですが、足場が取れた時の喜びはその分大きいので、工事中はご理解いただけると幸いです。
付帯部の塗装
外壁を塗装した後、付帯部分もすべて塗装しました。
付帯部分とは屋根や外壁以外の細かい部分のことです。
雨戸や雨樋、換気フードカバー、軒天、破風板・鼻隠しなどが付帯部分と呼ばれる部分です。
外壁を塗装した時に付帯部分が古いままだと悪目立ちしてしまうので、同時に塗装することをお勧めしています。また、付帯部分を塗装することで、長持ちする部分もあります!
Y様邸の雨戸は鉄製だったので(表面部分)錆を抑えるためにも塗装します。
鉄部を塗装する前にはケレン作業を行ないます。ケレンとは、紙やすりなどで汚れや錆を落とし、塗装面に細かい傷をつける作業のことです。
屋根・外壁塗装工事
工期 約10日間
足場費用 約21万円(税込)
屋根塗装 約37万円(税込)
外壁塗装 約116万円(税込)
(高圧洗浄、屋根・外壁塗装・付帯部塗装等含む)
和泉市Y様邸の工事を初めからご覧になりたい方は下記のリンク先へ
工事着工 ➡ 和泉市のカラーベストの屋根と外壁の塗装のご相談
屋根や外壁の塗装をご検討されている方へ
「周りの家が塗装してどんどんきれいになっていくので、うちも塗装しようかな・・」
「塗装を考えているけど、塗料がたくさんあって、どれがいいか分からない」
など、気になることがありましたらやまなか工務店にお気軽にご相談くださいね。