和泉市で外部の便槽の木製蓋をコンクリートの土台と塩ビ蓋に入替 税込6万円(工期4日間)
和泉市の汲み取りトイレの外部の便槽を改修した施工事例です。
I様邸は汲み取りトイレで和便器の上に洋便器を置いて使用されていました。
ニオイや虫の発生で衛生的な面で気になり、そしてトイレの段差や便器の形状を改善するためにやまなか工務店にご相談をいただきました。
問題はトイレの内部だけでなく、外部の便槽にもありました。便槽が昔ながらの形状で、蓋が木製だったのです。これではニオイが周囲に漏れ、近所の方にご迷惑をお掛けしますし、蓋の隙間から虫が出てくる可能性があるため、コンクリートで蓋の土台を造作し、そこに設けた丸い開口に塩ビ製の蓋を取りけました。
☆ 以前よりも気密性が向上し、衛生的面も改善され、I様にもお喜びいただけました。
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I様邸の汲み取りトイレの外部の便槽です。
便槽とは汲み取り式のトイレで排せつ物を溜める容器のことです。定期的に専門の業者がここから汲み取り作業を行います。
I様邸の便槽は蓋が木製で、ニオイや虫の発生で近所の方に迷惑をかけていないか心配されていました。 |
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既存の蓋を撤去し、頑丈なコンクリートで蓋の土台を造作し、丸くあけた開口部に塩ビ製の蓋を取付けました。
開口部が小さくなり、塩ビ製の蓋に交換したので以前よりも気密性が向上し、ニオイが漏れたり虫が出てくる可能性が少なくなりました。
便槽の蓋改修工事の様子
I様邸の外部の便槽は蓋が木製で、ニオイや虫の発生で近所の方に迷惑をかけていないか心配されていました。
木製の蓋を塩ビ製に交換するためには蓋を取付けるための土台が必要です。
今後長くご使用いただくために、頑丈なコンクリートで土台を造作することになりました。
便槽に塩ビ製の蓋を取付けるために、コンクリートで土台を造作します。
土台のコンクリートを流すために大工が型枠をつくります。
左のグレーの丸い部材が、かさ上げ用の枠で、右が塩ビ製の蓋を受ける枠です。
この二つを重ねて接着します。
二つの枠が重なる部分にプライマーという接着効果のある塗料を塗ります。
次にコーキングを充填します。
このコーキングが二つの枠の隙間を埋めて接着する役割を果たします。
大工が造作したコンクリートの型枠の真ん中に先ほど接着した枠を配置し、銅線で仮固定しました。
型枠の真ん中で仮固定しないと、コンクリートを流し込んだ時に動いたり浮き上がってズレてしまいます。
左官職人が型枠の中に補強の鉄筋を入れてコンクリートを流し込んで土台を作ります。
配置した鉄筋は、コンクリートのひび割れを抑えたり、補強するためのものです。
型枠の中にコンクリートを流し込んで表面を平らに均していきます。
やまなか工務店は、大工や左官、設備など工事によってそれぞれ専門の職人が行います。
型枠の中にコンクリートを流し込んで、表面を平らに均し、しっかりと乾燥させると土台が完成します。
この時点では全体像がいまいちピンとこないかもしれませんが、次の写真で「なるほど!」とご理解いただけると思います。
土台を乾燥させて塩ビ製の蓋を取付けた様子です。
「なるほど!」となりましたでしょうか。
これを便槽の上に載せると、今後、汲み取りの際に塩ビの蓋を開けることで作業ができます。
造作した蓋を現場に搬入して設置します。
コンクリート製で重いので落とさないように二人で慎重に運びました。
便槽の上にのせていた木製の蓋を撤去して入替えます。
木製の蓋は見るからに頼りなく心細い感じです。
木製の蓋を撤去すると、大きな四角い開口が現れました。
この上に造作した土台を設置するので周囲に接着剤を塗布しました。
コンクリート製の丈夫な土台を上にのせました。
接着剤によって固定しているので、動きません。
外壁と土台の隙間から雨水が浸入しないように、取り合いにシーリングを充填して防水しました。
以前よりも耐久性と気密性が向上し、衛生面も改善されました!
工事後のI様の声
「雨ざらしの中で木製の蓋を使っていたので、劣化も気になっていたんです。頑丈に作ってもらえて嬉しいです」
I様の暮らしがより良く改善されて良かったです!ありがとうございました。
汲み取りトイレの外部便槽の蓋改修工事
工期 4日間
工事費 税込6万円(税込)
(コンクリート土台造作・塩ビ蓋・施工費等含む)
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I様邸はこの工事で汲み取り式の和便器を簡易水洗・洋便器に入替えました。
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